ゼロから始める不動産投資

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はじめまして、不動産投資家の椙田拓也(すぎた たくや)です。

 

僕が不動産投資を始めたきっかけは「モナコ」にありました。モナコとは、フランスとイタリアの国境にある地中海に面した小さな小さな国「モナコ公国」のこと。モナコ公国は、バチカン市国に次いで世界で2番目に小さい国です。国土面積2k㎡という、東京ディズニーランドとディズニーシーを足したくらい大きさの国で、人口は約36,000人。東京ディズニーリゾートの平日の人でが約3万人、休日が5~6万人くらいなので、ちょうどディズニーリゾートが国家として独立したくらい・・とイメージしてください。

 

モナコは、所得税や相続税などの税金がかからない“タックスヘイブン”として有名で、世界中から富裕層が移住してくることでも有名な国ですが、このモナコにはもうひとつの顔があります。それは、F1モナコGPです。毎年5月の2週目または3週目の木曜日に、モナコのモンテカルロ市内の公道をサーキットコースとしてF1カーがレースをするグランプリが開催されます。

モナコGPは1日だけのお祭りですが、その前夜祭・後夜祭も含めて前後2ヶ月くらいの間、モナコの街はF1一色となり、世界中からセレブが押し掛けます。その観光客の数は約20万人。狭い街国であるモナコには、この20万人を収容するホテルが足りません。そこで、モナコの人は、自分の自宅を空けて旅行者に貸すのです。 この2ヶ月の間、モナコの住民は自分達が逆に海外旅行に出掛けることで自宅を空けて“家具家電付き”で部屋を貸すと言われています。

F1グランプリのコースが窓から見物できるような物件は、とくに高値で貸すことができます。2ヶ月の海外旅行から戻って来て残りの10ヶ月を、このたった2ヶ月間の賃料収入で生活することができるのです。僕はこの話を聞いたとき、純粋に「すごいなあ!」と感動したのをいまでも覚えています。そしてすぐに「あれ?でも待てよ。この仕組みって何かに似ている・・・」と思ったのです。

そう、それが今の“不動産投資”というコンセプトでした。2008年当時、僕の知識の中に「不動産投資」という言葉はありませんでしたが、新卒で就職した大和ハウスでこれに近い提案をしていた僕は、書店で数冊の不動産投資本を手にし、「不動産投資」「オーナーチェンジ」「利回り」というキーワードを見つけると、アタマの中で、まるでパズルのピースがパチパチとはまるように、この不動産投資という素晴らしい仕組みを理解することができたのです。

 

しかし、情報が増えて来るにつれ、逆に迷いが生じます。「一棟マンションのレバレッジが良い」「木造アパートを新築する方がいい」「戸建てをキャッシュ買いするのが最も安全だ」「いや、都心の区分マンションを分散投資するのが最良だ」ーーー不動産投資にはいろんな方法があり、どれが正解。というものではありません。人によって投資に対する考え方も違えば、同じ人でもステージによってはやり方を変える必要もあります。が、当時の僕は情報に踊らされて右往左往するばかりで、結局1年間、物件はひとつも買うことができませんでした。


◎まずはやってみることが大事

そんな僕でしたが、2009年の冬に大きな転機が訪れます。それまで物件探しについてはあちこちブレながらもエリアだけは住まいのある東京都にこだわっていたのですが、あまりに不動産を買えなかったため、検索範囲を「神奈川県」にまで広げてみたのです。するとどうでしょう。2~3日の間に3件も自分のストライクゾーンに入る物件情報を見つけることができ、まずはやってみることが大事だと思って3棟を同時並行で買うことに決めたのです。

結果的にはこのうちの2棟を2009年末にそれぞれほぼフルローンで買うことができ、そこから僕のばく進が始まりました。14棟100室をこれまでに買ってきて、振り返ると反省もあります。時代の追い風に恵まれたこともあるでしょう。しかし、いまの僕ならこうする!という確たる想いがいま方法論として確立しています。まずなんといっても不動産投資をするには「融資」は無視することのできない重要な要素です。この融資をいかにうまく組み立てるか?によってその後、拡大していけるかどうかが決まってしまうと言っても過言ではありません。

 

そうした融資戦略を中心として不動産投資の方法論を、これから不動産投資を始められる皆さんにお伝えし、できるだけ効率的に成功する不動産投資のやり方を実践していただきたい。そんな想いで、このブログ『ゼロから始める不動産投資』を立ち上げることにしたのです。

 

初めて「不動産投資」について興味を持った方は次の記事からお読みください。