不動産投資を始めたい!と思った時、まず何をするべきでしょうか。

現預金が潤沢にあってキャッシュで不動産を買う人ならば、予算を決めたらいきなり物件探しを始めて良いでしょう。

しかし多くの「普通の人」の場合は、融資を組んで不動産を購入するので、まずは自分自身がどれくらい金融機関から
お金を借りることができるのか?を調べるのが出発点になります。

金融機関は、お金が無い人に対してお金を貸すことはありません。
お金がある人にしか貸してくれないのです。
これは一見矛盾しているように思えます。

「お金が無いから借りたいんだ!」
「お金があるなら借りなくって済むよ!」
これは消費者側の思いであって、金融機関側の事情ではありません。

あなたが人にお金を貸す場合、弁済の目処が立たない人に貸すでしょうか?
貸す!という人は、事業性の観点ではなく、純粋に友達との人間関係とか、困った人を助けたいという親切心とか、ボランティア精神に基づくものでしょう。

翻って、金融機関がお金を貸すのは、親切心ではなく完全に「事業」です。

れっきとした営利目的の経済活動であり、貸し金に対する「金利」を対価として受け取るビジネスなのです。
(実はそれ以外の目的もありますが割愛。)

さてそうならば、お金を借りる我々投資家サイドは、金融機関から「貸し付けたい」と思われる優良な融資先になることが必要です。

そのためには、資産は少しでも多い方がいいし、負債は少しでも少ない方が良いわけです。
預貯金も1円でも多い方がいいし、年収は高いに越したことがないです。

だから不動産投資を始める人は、まず現金や預金の残高を集計しましょう。
無い無いと思っていても、少ない人でも銀行口座は5〜6行はあり、纏まったお金は無いと思っていても、合計すると思ったより多かった・・・という人も多いです。

他にも掛けている生命保険の解約返戻金や、退職金の引当額がどのくらいか調べたり、実家の資産価値や親の資産なども
いくら位なのかを調べることも有効です。

金融機関も、基本的には商売なので、なるべくだったら貸し付けたい!と間違いなく思っています。
そのため評価できるプラスの材料を、投資家側がありったけ用意するのは重要です。

ただしこの辺りのエビデンスの、「見せ方」についてはひと工夫要るので、自分で銀行に直接提出してしまうのでなく、
専門家に相談するのが良いです。

ここでレバレッジを掛けないと、借りられる額が大きく制限されてしまい、ひいては規模拡大のスピードが、
何倍も遅くなってしまう可能性があります。