以前このブログでも書いた『戦略とは戦いを省略すること』という記事にやや重複しますが、不動産投資を含めた投資やビジネスにおいて、参戦する分野を絞るのは非常に重要です。

自分自身が確実に「勝てる」というフィールドだけで勝負することは、卑怯なことでも臆病なことでもありません。

僕も含めた多くの投資家は、アイデアマンであることが多く、また人より器用でなんでも自分でできるので、気が付いたら、ついアレコレと手を広げていたり首を突っ込んでいたり。笑

しかしビジネスも投資も、そんな簡単にモノにできるものではありません。

何事においてもその道に長けたプロがいて、彼らがこれまでに散々努力してきたことをポッと出のフラッシュアイデアごとき所業で凌駕することなどなかなかできません。
それよりも、自分の得意なこと、自分にもマネができることを、地味でも地道に継続する方が、遥かにラクだし確実でしょう。

「他人の花は赤い」「隣の芝生は青い」という諺があるように、一見すると他者がやっている投資や事業はカンタンに儲かるように見えて羨やみ、折角いいところまで仕掛かった自分の道を途中で放棄してしまうのは、とても勿体ないことです。

例えば、不動産投資においても、ちょっと稼げるようになると、やれシェアハウス、やれairbnbだのとあれこれ手を広げる人がいます。

もちろん親和性があることも分かるし、器用な人なら運営することもできるでしょう。

しかし僕なら、既存の業態を更に究めることに力を注ぎます。アーリーステージなら尚更です。

基礎をしっかり築いたあとに、枝葉が派生するのはもちろん良いですが、まだ道筋かしっかり見えていない段階で、あれこれ手を出すと体力を消耗します。

他所が魅力的に映るのは、それを魅力的に見せることで得をする誰かがいるからです。

最初のうちは少ないリソースを、何に投入するのが最も効率的かを考えて当てるべきスコープを絞るが吉。

勝ち目のない、あるいは勝てる望みが薄いフィールドはさっさと捨てましょう。

そういうものに時間を奪われる方がよっぽど勿体無い話です。