椙田(すぎた)です、
築古の戸建を取得すると、「給湯器は動くけれど、古そう」「エアコンが、ついたままになっている」など、設備の扱いで迷う場面が、必ず出てきます。全部を新品にすると、費用がかさみます。一方で、放っておくと、入居後のトラブルにつながります。今日は、築古戸建の設備を、残すか、交換するかの判断の流れを、お話しします。
※この記事は、一般的な内容です。ガス・電気・給湯器など、安全に関わる設備の点検や工事は、必ず、有資格者や専門の業者に確認してください。費用は、設備や物件によって、大きく変わります。投資の判断は、ご自身の責任で行い、必要に応じて、専門家に確認してください。
まず、大事な前提:設備の故障は、貸主の負担になりやすい
賃貸では、貸主が、貸している間、必要な修繕をする義務を負うのが、原則とされています(民法)。契約で、小さな修繕を、入居者の負担にする取り決めをすることもありますが、設備の故障が起きたときの対応は、貸主として、避けられません。だからこそ、貸す前に、設備の状態を確認しておくことが、大切です。
実際に、僕自身は、基本的に、DIY型賃貸借の契約にしているので、入居後に起きた設備の不具合は、借主に直してもらう形にしています。ただし、入居して間もない時期の故障は、話が別です。最初の1回だけは、貸主として、費用を負担することもあります。契約上のルールと、実際の対応は、必ずしも一致しないこともある、という一例です。
設備ごとの、確認と判断の考え方
| 設備 | 確認すること | 判断の考え方 |
|---|---|---|
| 給湯器 | お湯が出るか、異音・においがないか、製品の表示年 | 暮らしに必須。不具合や、古さが心配なら、交換を検討。ガス設備は、専門業者に確認 |
| トイレ・洗面台 | 水が流れるか、水漏れがないか | 入居の決め手になりやすい。動作や水漏れに問題があれば、修理・交換を検討 |
| キッチン(コンロ・換気扇) | 火がつくか、換気扇が回るか | ガスの安全に関わる。点検や交換は、専門業者に |
| エアコン | 動くか、製品の表示年、取り付け状態 | 必須とは限らない。「設備あり」にするなら、動作を確認。付けないなら、その旨を明記 |
| 照明・コンセント・スイッチ | 点灯するか、破損がないか | 照明は、入居者が付ける前提もある。電気工事は、有資格者に |

判断の流れ
使用年数の確認について
経済産業省は、長期使用製品安全表示制度で、エアコンや換気扇など、経年劣化による事故が心配される製品について、メーカーに、「設計上の標準使用期間」などの表示を求めています。年数は、製品ごとに異なります。設備の銘板や取扱説明書で、確認しましょう。標準使用期間を過ぎたからといって、すぐに壊れるわけではありませんが、交換を考える、1つの目安になります。

安全に関わる設備は、専門業者に
- ガス設備:給湯器やガスコンロは、ガスの事業者や、専門業者に、点検や交換を依頼する
- 電気工事:配線やコンセントの工事は、電気工事士の資格が必要な場合がある。自分で行わず、有資格者に依頼する
- 火災のリスク:古い配線や、劣化した設備は、火災の原因になることがある。不安があれば、点検を依頼する
「付けない」という選択
すべての設備を、貸主が用意する必要はありません。たとえば、エアコンや照明を、設備として付けず、入居者が用意する前提にする方法もあります。その場合は、募集の文面や、契約書に、はっきり書いておくことが、トラブルを防ぐポイントです。
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まとめ
築古戸建の設備は、動作と安全を確認し、使用年数を確認し、入居に必要かを考えて、「残す・修理する・交換する・付けない」を決めます。ガスや電気に関わる設備は、専門業者に確認してください。すべてを新品にする必要はありませんが、入居後の故障は、貸主の負担になりやすいので、貸す前の確認が大切です。
※この記事は、一般的な情報の提供です。実際の点検や工事、投資の判断は、ご自身の責任で行い、専門業者や専門家に確認してください。
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