椙田(杉田)です、
空き家件数が900万戸になりました。
これは総務省統計局が、
先週4/30に発表した速報値で、
5年に一度の調査で昨年2023年に
調べた集計結果が公表されたものです。
令和5年住宅・土地統計調査
住宅数概数集計結果(速報)
が総務省統計局のホームページに
掲載されています。
これによると、
2013年に820万戸だった空き家が、
前回2018年に849万戸に増え、
そして今回2023年にはいよいよ
900万戸になった、とのこと。
空き家増加率にも加速がかかり、
直近の5年では毎年平均10万戸も
空き家が増えてる計算になります。
この理由としては、やはり、
単身高齢者世帯の増加に伴ない、
亡くなったり施設に移ることで、
元住んでた家が空き家になる例が
増えていると説明されています。
空き家率も13.8%と0.2ポイント
上昇していました。
これを都道府県別に見ると、
最も空き家率が高かったのは、
和歌山県と徳島県で空き家率が
21.2%でワースト1位。
次いで山梨県が20.5%で2位、
鹿児島県20.4%、高知県20.3%、
そして長野県20.0%と続きます。
政令指定都市を擁する都道府県は
比較的空き家率は低めの推移で、
やはり田舎と都会の格差が出ました。
消滅自治体の問題もあるので、
都道府県単位の大きな括りでは
なかなか見えにくいのですが、
一口に「日本の空き家問題」と言っても
エリア間での格差はあるなあ
というのが印象でした。
こちら、緊急で動画を撮りましたので、
是非視聴してみてください!
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