椙田（すぎた）です、
メルマガでもいつも書いていますが、
僕はお金よりも時間を大事にしています。
それはお金より時間に価値を置かないと、
自分が本当に欲しい成果を得ることが
できないからです。
時間を意識することなく、
ただ漫然と日々を過ごしても、
手に入れられることは何もありません。
言い換えれば、
夢を叶えられない人は、
時間の大切さやその価値に
気付かない人、です。
スキルをあげれば、人生が変わる？
お金さえあれば、チャンスをつかめる？
このように、
時間以外のものにフォーカスをし、
それらに価値を置く人は多いです。
時間に価値を置けない人は、
自分から積極的に行動することができず、
受け身の人生を送ってしまうため、
幸せを感じにくい体質になっていきます。
結果として、
良い点に目が向かなくなり、
次第に評論家のように、
批評ばかりする人間になってしまいます。
これでは人生の目標は、
一生達成できないのも無理はありません。
時間があれば、
収入を増やすこともできるし、
スキルを伸ばすことだってできます。
さらに学んだことを人に伝えたり、
困っている人のために教える…
といったことができます。
人に何かを与える時間さえあれば、
人生を好転させることすらできます。
そこで今回は、
時間に対する価値観を深めるための
事例を紹介します。
-お金よりも時間最強説は本当か？-
「人生の幸福に大事なのは金より時間」
というデータは昔から存在しており、
お金より時間に価値を置く人の方が、
幸福度が高い、という結果が出ています。
しかし、お金に価値を置く人は、
生活が苦しいから金銭に執着するのでは？
という仮説が湧いてきます。
その疑問を解決するために、
カリフォルニア大学が、
ある調査を行ないました。
その研究によれば、
4,415人の男女を対象に、
お金と幸福に関する質問をしたそうです。
具体的には、
以下の3点について質問しました。
お金と時間のどちらを重要視しているか？
現在の幸福度と人生の満足感はどうか？
現在の年収と労働時間は？
その結果、
64%の人は「時間よりお金が大事」
と答えたそうです。
しかし実際、調査をすすめると、
意外な事実が明らかになりました。
その意外な事実とは・・・
どんなにお金を持っていても、
時間を大事にする人のほうが幸福。
お金も時間もない人の場合でも、
時間を大事にする人のほうが幸福。
という結果でした。
結論として、
お金があろうがなかろうが、
時間に余裕があろうがなかろうが、
お金よりも時間を大事にする人の方が
幸せだったのです。。
もちろん、これは、
お金がなくても時間さえ大事にすれば幸せ、
というわけではありません。
当然のことながら、
不自由なく生活できるレベルのお金は
あったほうがいいです。
あくまでも、
どちらに価値観を置くのがいいのか
という話です。
-時間を大事にすると思考が前向きになる-
時間を大切にする人ほど、
何事にも挑戦的で、
積極的な行動をとる人が多いです。
こうした現象が起きる理由としては、
お金と時間の性質の違いが
原因だと考えられています。
どういうことかというと、
お金の場合、額には上限がないので、
持てば持つほど欲しくなる…
という性質があります。
そのため、いくら稼いでも
足りない気分になり、結果、
満ち足りることがなく不幸に陥るわけです。
それに対して時間は有限です。
ゆえに時間があると、
限られたリソースをどう有意義に使うか？
に思考が働きます。
結果、考えが前向きになり、
幸福感に結び付きやすいのでは？
と考えられているのです。
本質的なリソースとしての差が、
心理的な幸福感の違いをもたらすわけです。
ちなみに。
研究者によれば、定期的に
「時間の大事さ」について考えれば、
少しずつ個人の価値観は
変わっていくそうです。
関連したデータとして、
自分の死について考えると、
幸福度があがかいて
時間を有効に使うことができる
優秀な人にとっては最高の時代です。
今は、
タイムイズマネーではなく、
タイムイズライフと言えます。
テクノロジーによる自動化が進む中、
時間を切り売りする時代は
終わりを迎えようとしています。
時間をフル活用し、
どれだけ少ないリソースで、
どれだけ成果を収められるかに、
頭を使うことが成功への命運を
分ける分岐点になることでしょう。
多くの人は未だに、
「タイムイズマネー」
くらいにしか考えていないので、
時間の価値をつい低く見積もってしまうのです。
これからの時代で抜きん出るには、
「タイムイズライフ」
時間とは「命」と同等であることを
肝に命じておきましょう。
