椙田(すぎた)です、
何か新しいことをはじめるとき
年齢を理由にためらう人がいますが、
実際に年齢は障壁になるのでしょうか。
40歳をすぎれば、
「自分はもう若くないから挑戦できない」
と言う人をよく見かけます。
しかし多くの神経学者は、
40歳〜65歳が物事を
一番賢く考えられる、
と結論づけています。
ハーバード大学が行なった研究では、
結婚や財産の問題に直面したとき、
40歳以上の中年層がベストな選択を
していることを明らかにしています。
40代以降の人々は
自分の決断がもたらす結果を
きちんと予測することで、
全般的により良い判断ができるからです。
新しいことに挑戦できないのは、
年齢や能力の問題ではなく、
もう良い歳なんだし・・
今さら新しいことをはじめるなんて・・
といったマインドが原因でしょう。
つまり思い込みから来る
自己暗示がそうさせているのです。
40代になって、
もう新しいことはできないと
思い込んでしまえば、
あとは守りに入るしかありません。
そうなると取るべき選択は、
今の仕事を続け、今のポジションに
しがみつくしかありません。
いまの時代に、
守りに入ったまま
定年までの長い時間を過ごすのは
苦しいものがあります。
では、
新しいことをはじめたいときには
どうするのが良いでしょうか?
-40代で新しいことをはじめるときのワナ-
まずは本で勉強する、
社会人大学院に通う、
オンラインで学んで資格を取る、
などが思いつくのではないでしょうか。
新しいことをはじめるときには、
まず知識や考え方を身につけることが
大切とされています。
しかし、
40代から新しい知識や
考え方を身につけるのは
簡単ではありません。
その要因は、
記憶力の低下ではありません。
40代になれば、
今までの社会人経験で
その職種や業界の考え方(フレームワーク)
がすでにできてしまうために、
難しく感じるのです。
専門家とはフレームワークを
きちんと身につけた人のことなので
これは必ずしも悪いことではありません。
自分の専門分野では
いろんな問題に対しても、
このフレームワークによって
すばやく理解し、
的確に問題を解決することができます。
しかし、
一旦フレームワークができてしまうと、
自分の専門外のことまでも
まずはこのフレームワークを通して
理解しようとしてしまうワナに
陥ってしまうのです。
よく似た領域では役に立ちますが、
まったく新しい分野を理解するには、
むしろ妨げになるのです。
新しい分野を理解するには、
既存のフレームワークを破壊し、
新たに再構築しなくてはならないので、
苦労もするし、時間もかかるので、
なかなか結果を出せません。
これでは多くの人が挫折してしまいます。
ではどうすればいいのでしょうか?
-40代以降の新しい学び方-
40代から新しいことをはじめるときには、
知識や考え方を身につけることから
スタートしない方が良いでしょう。
勉強からはじめる方法は、
まだ考え方のフレームワークが
固まっていない若い人向けだからです。
40代以降の場合は経験から
パターン化することが得意になるので、
すでに知っていることから
相違点や共通点をまとめる方が
効率がいい学び方です。
さらに、
40代から新しいことをはじめて
挫折せずに結果を出すには、
マサチューセッツ工科大学教授
ダニエル・キム氏の提唱する
成功循環モデル(Core Theory of Success)
の考え方が役立ちます。
成功循環モデルのポイントは
成果を出すためには、
何をするかではなく、
誰とするかが重要ということです。
つまり、40代以降に
新しいことをはじめるためには、
勉強するよりも、
その新しい分野で良いパートナーや
仲間を見つけることが先決ということです。
ゆえに、良いパートナーや仲間との
チームプレーが必須になります。
成功循環モデルのサイクルは、
パートナーや仲間との
良い人間関係を築くことからはじまります。
-まとめ-
40代を過ぎてから
新たな知識や考え方を
身につけようとすると、
いつまで経っても良い結果が出せず
挫折してしまいます。
40代以降に新しいことを始めるなら
ひとりでは結果を出すのは
難しいものがあります。
しかし、
成功循環モデルに従って、
新しい分野につながる
パートナーや仲間と出会うために
行動することができます。
新たなパートナーや仲間を
コミニティから見つけ、
良い人間関係を育むことから
成功循環モデルの
サイクルが動き出します。
そうすれば
最初はパートナーや仲間の助けを得て、
そのあとは自分ひとりで
新しいことに挑戦し、
行動していくことができるでしょう。
新しい知識を学ぶことだけに時間を使い、
人付き合いに時間を惜しんでいては、
成功循環モデルのサイクルは
うまく回りません。
コミニティで学ぶことの一番の意味は、
新たなパートナーや仲間を
見つけることにあるのです。
新しいことをはじめて
良い結果を出したいのなら、
重要なのはそこで何を学ぶかではなく
誰と学ぶかです。
そこから得られる経験こそが、
あなたの一生の財産になるのです。




