椙田(すぎた)です、
あなたは「偶然」を目の前にした時
何か運命を感じますか?
それともただの偶然で終わらせますか?
スピリチュアルな話かと思いきや、
成功者は皆「偶然」を体験していました。
今回は「偶然」について考えてみます。
偶然は必然
偶然の「偶」という字は、
「亻」に「禺」という字で
成り立っています。
「亻」は人を意味し、
「禺」は会うという意味を持っています。
つまり、偶然とは、
「然るべくして、人は出会う」
という意味なのです。
お釈迦さまの言葉に
「対面同席五百生」
という言葉あります。
これは、
「今、向かい合っている人とは、
最低でも過去性に500回は出会っている」
という意味です。
つまり目の前の出逢いは
偶然ではなく、
必然であるということ。
これらを踏まえると、
偶然で終わらせてしまうのは、
もったいない話です。
世界のホンダは偶然から生まれた
世界のホンダは、本田宗一郎と
もう一人の男の出逢いで生まれました。
それが名参謀と呼ばれる
「藤沢武夫」です。
この2人は
正に偶然の出会いでした。
戦後まもない頃、
東京市谷の公衆トイレで、
藤沢氏は偶然、
古い友人と出会います。
「浜松に小さいけれどいい会社がある。
そこの社長は本田宗一郎というのだか、
彼は天才的な技術者なんだ。
一度会ってみてはどうか?」
という話になりました。
これが本田宗一郎と
藤沢武夫の出会いを生み、
「世界のホンダ」が生まれたのです。
偶然を先回りする
実はそんな偶然を
引き寄せる方法があります。
それは
「普段やらないことをやってみる」
ことです。
なぜなら
普段やらないことをやると、
新しい何かが生まれるからです。
新しい何かとは
「出会い」であったり、
「ひらめき」であったり、
偶然的なものを指します。
人間はどうしても毎日
同じルーティンに陥りがちになります。
しかし、積極的に
「普段やらないことをやってみる」
ことで、新たなアイデアや
出会いが生まれるのです。
まとめ
チャンスは偶然から生れます。
人はひとりでは成功できません。
誰かが引っ張り上げてくれたり、
誰かに支えられたりして、
成功するものです。
偶然は人が運んでくるもの。
偶然を偶然として
見落としてはいけないのです。
自分の役割を果たし、
偶然を大切にすることで
チャンスを掴みましょう。