椙田(すぎた)です、
不動産投資のマーケットは、
「これは!」という物件に出会った時は、
モジモジ悩んでいる暇はありません。
リスク分析は怠ってはいけませんが、
チャンスの時には明敏さが大切です。
不況時は、利回りのよい物件でも、
誰にも見向きもされることもなく、
放置されていることが珍しくないため、
比較的じっくりと吟味できますが、
現在は多少利回りが悪くても、
瞬間蒸発してしまいます。
しかし日々の地道な積み重ねによって、
明敏に行動できるように訓練できます。
今回は、頭の回転を高速にさせる
食事法をご紹介します。
-脳が高速回転する食事術-
食事はカロリーが高過ぎると
集中力が持続しないなどの弊害があります。
そうなると仕事の意志決定においても
間違った判断してしまうこともあります。
そこで最近注目されてきたのが、
「1日3食は老化のもと」という考え方です。
では、1日2食でいいかといえば、
そういう意味ではなくて問題は、
回数よりも食べるタイミングなのです。
パフォーマンスを上げるために、
実は空腹期間を適切な間隔に
管理することが大切になるのです。
その際ポイントになるのが、
「何を」「どのタイミング」で食べるか?
これを正しく認識しておくことです。
-最適な食事タイミングは?-
適切な食事タイミングとして、
「リーンゲインズ食事法」が
参考になります。
リーンゲインズ食事法のポイントは、
「食べる間隔は、8時間」
「12〜16時間のプチ断食をつくる」
ということです。
成人男性の断食時間は、
寝ている時間も含めて
だいたい16時間が目安です。
一例として、
22時から8時間寝る人であれば、
朝食は抜いて昼は13時頃に、
野菜などの軽食で済ませます。
そして夜は21時までに
ガッツリ食べ終えることができます。
継続する上でのポイントは、
決まった時間に食べることです。
カロリー計算は、
1400〜2000kcal摂取を意識します。
女性の場合は、
激しい断食や油分をとらないと、
女性ホルモンバランスに支障がでるので、
時間の間隔幅を緩くしましょう。
プチ断食時間は、
10〜12時間が目安になります。
実践中のポイントは、
お腹が空いている状態で
ストレスホルモンが少ない緩やかな運動
(散歩など)を行なうことです。
お腹空いている状態だと、
脂肪が溶け出して、
体中の血液に回ってエネルギーとして
使われるようになります。
冷蔵庫などがなかった原始時代には、
基本的には朝に食事はしませんでした。
そもそも、
体が効率よく食べ物を消化できるときは、
副交感神経が優位になって
リラックスしているときです。
それに対して、
朝はコルチゾールが分泌して
交感神経が優位になるので
食事には向いてない時間なのです。
そして、1日で最も
リラックスしている時間帯は、
夕方以降になります。
ガッツリ食べるなら、
夕食が一番体にも優しいですし、
仕事の効率を上げるにも
ベストな選択といえるのです。
夕食を食べる際の注意点は、
寝る2〜3時間前に食べるのがベストです。
もし夜22時以降に寝る人であれば、
そこから逆算してください。
また実践前には心の準備が必要です。
慣れないうちは体が油断していて
脂肪からエネルギー作ろうしません。
しかしプチ断食がはじまると、
体がビックリして脂肪から急いで
エネルギーを作り出そうとするため、
疲労感を感じやすくなります。
1〜2週間続けてだんだん慣れてくると、
お腹が空いている状態で
脂肪からエネルギーを作り出すように
体が学んでくれることを
予め知っておきましょう。
リーンゲインズ食事法が習慣化すると、
昼は軽食、あるいは食べなくても、
集中力が保たれた状態になります。
若々しい体をキープして、
代謝があがるので免疫力もあがります。
さらに食べないことによって、
血糖値の乱高下もなくなり、
一定のペースで仕事を
こなせるようになります。
プチ断食によって、
忙しくても他の作業にも
手が回るようになるのです。
結果として、
予定なども立てやすくなるので、
タスク管理の効率化が向上します。
たとえば日常でも
朝ごはんを抜きにすれば、
お金も浮くだけでなく、
断食になるので一石二鳥です。
しかし、これは成人の場合に限ります。
お子さんがいる家庭では、
子供にはきちんと朝ごはんを
食べさせてください。
-何を食べるか-
成功する上では、
「何を食べてはいけない」よりも、
「代わりに何を食べるか」に
注目する方が大事になります。
ケベックのラバル大学の研究によると、
「何を食べてはいけないか」
に注目したグループの95%は、
ダイエットに失敗した結果となりました。
インスタントラーメンを食べる代わりに
野菜スープを食べるなどして、
「代わりに何を食べるか」
に注目したグループの6割以上は
ダイエットに成功した上、
1年以上もリバウンドしませんでした。
では何を食べれば良いのでしょうか?
今回は最も身近な商品で、
カロリーが少ない上で、
頭の回転をあげるのに必要な栄養素が
特に多い3つの食材に絞って紹介します。
⑴ ほうれんそう
ほうれんそうを食べ続けると、
脳が11歳若返ることがわかっています。
頭の回転が速くなるだけでなく、
肌の血色も良くなるため、
第一印象がアップします。
⑵ ブロッコリー
体内のデトックス効果を促す
スルフォラファンが含まれている
ことで有名な食物です。
ブロッコリーの小房を粉々にすると
スルフォラファンが大量に出るので、
その後30分放置して、
そのまま食べるか茹でて食べると
効率よく栄養素を吸収できます。
⑶ ブルーベリー
コンビニでも比較的手に入りやすい
冷凍ブルーベリーがオススメです。
冷凍だと細胞が壊れていて
アントシアニン色素が吸収しやすいため、
実は生よりも冷凍の方が、
吸収効率がいいことがわかっています。
効果は目に良いで有名ですが、
最も良い効果は記憶力の向上です。
仕事のミスを減らすことができるため、
新しい情報を得てアイデアを模索する
投資家や起業家にもおススメです。
-まとめ-
体のパフォーマンスをあげる食事法として.
科学的に立証されている
「リーンゲインズ食事法」
を今回は紹介しました。
実は集中力不足は水不足
とも言われています。
今まで朝食を食べて胃を刺激させて
目を覚ましていた、という人は、
朝1リットルの水を飲みましょう。
昼は夕食にとることができない栄養素を
今回紹介した野菜やフルーツなどで
軽めの食事で補ないましょう。
夜は、失ったカロリーを補うため
好きなものを食べましょう。
朝は、水。
昼は栄養補給軽食。
夜はガッツリ。
このようなシンプルなルールに基づいて、
何を食べるかのバランスと、
食べるタイミングをコントロールして、
戦略的に食事をとることで、
全体のパフォーマンスを上げていきましょう。