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わたくし、古墳を所有しております(笑)

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杉田です、

和歌山県に山を所有しています。
7年くらい前に、1円で取得した山です。

特に何の目的もなく、
「1円だから、まいっか」

というかる~いノリで取得し、
これまで放置していました。

もちろん何か収益化できないかな?
とアレコレと一応考えて、

太陽光? 風力発電?
とか業者に検討してもらいましたが、
とにかく山すぎて不可能でした。

まー、ソロキャンプ場とか、
サバイバルゲームフィールドとか、
整地してドッグランとか、

そんな施設がいつか造れたらいいな・・
と軽く妄想していました。

そんななかで今日突然、
「和歌山県立博物館の者ですが」
という電話がかかってきました。

博物館がなんの用かな?
しかも和歌山って・・
何のゆかりもないけどなあ・・

と思いながら用件を聞いてみると、
「ご所有されてる古墳のことで・・」
と言う。

「コフン? って何ですか?」
突然のことで古墳が漢字変換できず、
聞き返してしまいました。

「はい、古墳は昔の王族のお墓でして」
と真顔で説明されましたので
丁重にさえぎって、

「ああ、その古墳なら知ってますが
ご所有の古墳って何のことですか?」
と聞き直しました。

担当の女性は、
「あれ?町から聞かれてないですか?
ご所有の山に古墳がありまして・・」

え~~~~~~~、
僕、古墳を所有してるの???

とりあえず僕の中での古墳のイメージは
コレしかありませんでした。

中百舌鳥古墳群の仁徳陵古墳。
いや、普通「古墳」と言えばコレでしょ。

まあ、古墳の時点で普通じゃないですけど。

和歌山の山も1万平米くらいの広さなので
そんな古墳があってもおかしくない?

いや、待てよ、1万平米って、
100m×100mくらいだからそんなに
広くはないような???

よく分からなさ過ぎて、取りあえず
博物館の担当に聞くことにしました。

「え? で、その僕の古墳が
どうしたって言うんですか?」

「はい、実はその古墳を今度当館の
パンフレットに掲載させて頂くので
そのご承諾をと思いまして・・・」

「はい、それは問題ありませんが」

「パンフレットに載ると、
一般の見学者の方が訪れるので、
その際に土地の立ち入りについても
ご承諾を願えればと・・・」

もう良く分からなくって、
取り敢えず状況把握をしようと思い、
古墳の詳細を聞いてみることにしました。

「わかりました。で、僕所有の
古墳はなんという古墳なんですか?」

「はい、〇〇1号墳という史跡です」

「何年くらい前の遺跡なんですか?」

「1500年くらい前の古墳です」

「文化財として指定されているんですか?
土地は自由に使えないのでしょうか?」

「町の指定文化財です。保存義務があり
建造物を建てることはできませんが、
個人の土地なので使用はして頂けます」

建造物を建てる以外にどんな使用方法が
あるのかは教えて欲しいところでしたが、
取りあえずどんな古墳なのかを
検索してみることにしました。

そしたら、こんな古墳でした。。

え!? コレですか?

しょっぼ・・・ (´·ω·`)

なんか、防空壕みたいな感じで、
とても想像してた古墳の姿と
かけ離れ過ぎていました。

もう、かなり脱力してしまい、
「はい、立ち入ってもいいですが
怪我とかされても責任持てませんので」
とお伝えして承諾しました。

でも、できれば収益化できんかな?
と思って聞くだけ聞いてみました。

「ちなみにこの古墳は博物館で
買い取ってもらえたりしませんか」

「いえ、買取とかやってないんです」

「じゃあせめて利用料もらえるとか」

「そういうのもやってないんです」

チーン、残念。。。

そういうわけで、なんの収益にも
今回は繋がりませんでしたが、

古墳を個人所有できる!
ということが分かり勉強になりました。

ちなみに、パンフレットに掲載されて
(まさかとは思いますが)人気の
観光スポットになったら、

古墳マニアの人とかに売れるかな?
とかまだ未練がましく考えてたりします。

ほとほと厭になっちゃいますねぇ、
投資家っちゅう人種は(笑)

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コメント

  1. うーたん より:

    ロマンがありますね‼️
    収益今は無くても、僕古墳持っているよ‼️と、自慢できますよね。
    あとは山菜や筍採れると、ご家族と一緒に遊べて良いですね。

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