椙田です、
空き家を買ったあとに、ちゃんと入居者が見つかるのか。ここがいちばん不安ですよね。
空室が続くと、すぐ家賃を下げたくなると思います。でも僕は、値下げの前にできることがあると思っています。
今回は、家賃を先に下げずに客付けを考えるときの、募集、現地、内見までの流れをお話しします。
翌日に決まる方法ではありません。ただ、借りたい人に物件を知ってもらい、安心して内見してもらう準備はできます。
客付けは借り手と物件をつなぐ仕事
客付け、または入居付けというのは、借り手を見つけて契約につなげることです。
空室があると、家賃を下げることだけが答えに見えるかもしれませんね。
ただ、物件の状態や募集情報が伝わっていなければ、家賃だけ下げても比較の土台に乗りにくいんです。
何もしなくても入居者が集まる、ということはありません。僕も、客付けには手間と工夫が必要だと思います。
だからまずは、誰に何を伝えるのか、どこで見つけてもらうのかを整えます。
家賃を先に下げる前に、家賃を下げることで起きる悪循環も知っておきたいところです。
募集条件は家賃以外でも見直せる
家賃そのものをずっと下げなくても、入居の最初の一歩を軽くできる場合があります。
たとえば最初の一定期間を家賃無料にする考え方です。引っ越し直後の負担が気になる人には、検討しやすくなるかもしれません。
単身だけにするのか、二人入居も可能にするのか。物件に合う範囲で条件を見直せば、見てくれる人の幅は変わります。
具体的には、敷金礼金ゼロやフリーレントで間口を広げる方法も参考になります。
もちろん、何でも可にすればいいわけではないですよね。
契約内容、物件の安全性、自分が管理できる範囲を確認してから決める必要があります。
条件は、物件の強みを必要としている人に届くよう整えるものだと僕は思います。
オンライン募集は暮らしを想像できるようにする
オンラインに載せるとき、家賃と間取りだけでは情報が埋もれやすいです。
動画では、不要品の売買などでも使われる無料掲載・マッチングの場も、募集の選択肢としてお話ししました。
媒体が何であっても、借りたい人が知りたいのは「自分がここで暮らせるか」なんです。
- どんな暮らし方に向く家なのか
- 駐車場、庭、間取りなどの具体的な特徴
- 現状で使えるところと、入居前に確認してほしいところ
- 内見から入居までの流れ
写真と説明の内容をそろえることも大切です。
実際に見に来たときの印象と違うと、せっかくの問い合わせが続きません。盛るより、分かりやすく伝える方がいいですよね。
掲載した写真を見て、初めて見る人が駐車場や庭、間取りの使い方を想像できるかも確認します。家賃だけでは伝わらない暮らしの場面を、説明と写真でそろえていきます。
近隣とは自然な会話で情報をもらう
僕は、オンラインだけで客付けが完結するとは考えていません。
現地で草刈りや片付けをしているときに近隣の方と話したり、こちらから訪ねて「このあたりで借りたい人をご存じですか」と聞いたりする方法もあります。
大げさな営業をするというより、近所の方に直接聞いて回るイメージです。
近隣の方が地域の事情をよく知っていることもあります。どんな人がこのあたりで家を探すのか、そういう情報をもらえることがあるんです。
建物の外観、草、玄関まわりの清潔感も、現地では募集情報の一部になります。
掲載文だけ整えても、見に来たとき不安が増える状態ではもったいないですよね。
内見できる状態を先に用意する
問い合わせが来てから慌てて片付けると、見たいと思ったタイミングを逃しやすくなります。
僕なら、募集を出す前に、案内できる状態まで整えておきます。
大きな工事をすぐにしなくても、不要物を片付けて、見学しやすくするだけで入口は変わります。
オンラインの写真、現地の印象、内見の案内。この三つが同じ方向を向いていると、物件の良さが伝わりやすいと思います。
反応が弱いときも、いきなり家賃を下げる前に、写真、説明、案内できる状態を一つずつ見直してみてください。
募集の前に貸せる状態かを確認する
客付けの工夫で、どんな物件でも貸せるようになるわけではありません。
明らかに危険な状態だったり、住める条件を満たしていなかったりするなら、募集より先に整えることがあります。
安全性や基本的な住環境を後回しにして、募集だけ頑張っても長続きしないですよね。
だから購入前から、誰がどんな条件なら借りるかを考えておくことが大切なんです。
客付けは、取得してから最後にやる作業ではありません。物件選び、最低限の整備、募集、内見対応までつながっています。
まとめ
僕が客付けで先に見るのは、家賃ではなく、借りたい人に届く入口があるかです。
募集条件、オンラインの説明、近隣との自然な会話、そして内見できる状態。この積み重ねで、家賃以外の選ばれる理由をつくっていきます。
写真では、駐車場や庭など、暮らしを想像できる場所を分かりやすく見せます。条件も問い合わせ数だけを追わず、入居後に無理が出ないかまで考えたいですね。
近隣との会話は、その地域でどんな暮らし方があるかを知るきっかけになります。草や不要物を片付けて、オンラインから内見までの印象をそろえます。
反応がなければ、掲載の見え方なのか、案内のしやすさなのかを一つずつ見直します。客付けは、募集を出して終わりではないんです。
客付けの考え方は、こちらのYouTube動画でもお話ししています。
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