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以前も書きましたが、民間の銀行は普通に営利を目的とする企業です。
窓口のカウンターがあって、おタカく来客を捌く営業スタイルが、どうも行政サービス的な、どことなくお固い役所のイメージを想起させるのかもしれません。
しかし、実態は言うまでもなく営利企業です。もしかしたら、その辺の営業会社よりも数字のノルマやその他評価項目に厳しい業界なのかもしれません。
営業マンは色んな商品を売らないといけません。すべては、自行の利益最優先です。その目的のためには多少顧客が損しようが、傷つこうがお構いなしです。。
何が言いたいかと言うと、だから銀行なんかにいちいちビビらず、堂々とビジネスライクにこっちの要求をしていったらいいんです。
ただし、ここで多くの人が勘違いするのが、自分のメリットばっかり通そうとする点です。
それは対銀行だけじゃなく、あらゆるビジネスや人付き合いに共通することですが、常にギブアンドテイクを意識しないといけません。
銀行は基本的には身勝手で信用なりません。
それは常に頭の片隅に置いとく必要があります。
でもそれを知った上で、表面上はうまく付き合う必要があります。
目には目を…とばかりに対峙しても、意味がありません。
それよりも、うまく付き合って利用させてもらう。
美味しいところだけ掬わせてもらう。
そういうしたたかさは必要です。
銀行も営利企業であり、銀行マンはセールスマンである。ならば商品やサービスをうまく買ってあげることでその見返りに、こっちの要望も通してもらう。それが交渉の原理原則です。いわゆる「バーター取引」というやつです。
アングロサクソンみたいにテメェの利益だけを身振り手振りで力説して要求するのは、軍事的・経済的バックボーンが無いとできません。
僕ら持たざる者がゼロから身を起こすには、徳川家康方式のバーターと粘り強さが必要でしょう。
少し逸れたので話を戻すと、銀行との融資交渉や金利交渉では、銀行マンが数字が欲しい・・と言う時期に、売りたい・・と思っている商品を聞き出し、それ単体ではなんの魅力もないクソ投資信託や定期預金や定期積立であったとしても、協力してあげるのが良いでしょう。
まだまだ借りたいのであれば、金利交渉もしない方がいいかもしれません。
肉を切らせて骨を断つーー。本丸が「融資を引き出すこと」ならば、むしろ多少の金利をくれてやるつもりで交渉してちょうどいいくらいです。
銀行も営利企業、銀行マンは・・・それ以前に「ひとりの人間である」ということを忘れずに、交渉しましょう。
そうそう、
銀行も営利企業ということについて、最近ちょっと面白い話がありました。
内部情報過ぎてここでは書けませんので、続きは明日2016年10月1日のお昼12時に、僕のLINE@に登録してくれてる人だけにこっそり情報発信しますね。
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