杉田(椙田)です、
不動産投資、不動産賃貸業にとって
なくてはならない頼みの綱が、
火災保険+地震保険です。
僕も毎年毎年火災保険には
小さな事故から大きな事故まで
散々お世話になっています。
なので不動産投資家たるもの
この火災保険を極めることが、
投資の結果を向上させるためのコツである
と言っても過言ではありません。
ところが多くの投資家は、
この火災保険は使えたらラッキー
くらいな位置付けで捉えていて、
真剣に勉強することがありません。
まあ、それには理由があって、
保険会社や保険代理店からすると、
あまり契約者が知恵をつけると、
自分達が不利益を受けてしまうので、
知識やノウハウを隠したがるからです。
もちろん代理店のなかには、
契約者(投資家)に寄り添って、
保険申請のサポートをしてくれたり、
または申請を代行してくれるような
サービスを提供する会社もあります。
が、それらは顧客サービスの一環で、
最終的に自分達の利益に繋がるから
やってくれているに過ぎません。
本当に最強なのは、
不動産投資家自身が火災保険の知識を付け、
自分で保険会社に直接交渉して、
ぐうのねも出ないほどに
(もちろん合法的に)保険金を下ろすことです。
こう言うと、
「保険会社が損するのはかわいそう」
と思われる人もいるかもしれません。
特に最近は数十年に一度級の自然災害が
毎年のように襲って来るもんだから、
損保各社も保険金の支払いが多く、
ひぃひぃ言っててかわいそう・・・
それが証拠に、保険料がまた来年
値上げになるわけですよね???
と思う心優しい方も多いかもしれません。
まず、このデータを見てください。
これは損保会社が支払った保険金の額なのですが、
想像以上に低い額(率)であることが
一目瞭然で分かりますよね。
ざっくり言うと、
2011年の東日本大震災までは、
契約者はほぼ保険申請する文化がなく、
おろした保険金の額は2割程度、
その後は自然災害にもよるけど
ならしてもまだ4割程度しか
保険を申請していない、
または却下されている可能性がある、
ということなんですよね。
もちろん損保会社も運営にかかるコスト、
たとえば人件費や家賃や広告宣伝費や、
その他の運転資金も多いので、
残った6割が丸儲け、というわけではありません。
拠出される経費で最も大きいのが、
保険代理店へのコミッションでしょう。
これが何割なのか正確には分かりませんが、
会社によって15~35%くらいってとこでしょう。
そのぶん、保険金の払い出しが多い
加入者を契約させた保険代理店には、
厳しいペナルティを課す損保会社もあると聞きます。
もちろん損保会社も保険代理店も営利企業なので、
利益を出してもらっていいですし、
ビジネスの利益構造のことを僕なんぞが
とやかく言うつもりは毛頭ありません。
(そんな批判しても何の得にもならんし。)
が、何か(事故)あった時のために
保険料を支払っている契約者としては、
やはり必要な時には適正に保険金を
請求したほうがいいと思ってるのと、
それにしても世の中の大勢の契約者は、
保険の申請の仕方を知らないんだなぁ…
とも思いました。
そんな中で、少しでも契約者に寄り添い、
保険金を(適正範囲で)できるだけ多く
受け取ってもらうための知識の底上げとして、
保険申請のプロをお呼びして勉強会をやります。
これまで保険の申請代行という立ち位置で、
多くの不動産投資家を含めた保険契約者に
多額の保険金を下ろして来た実績のある専門家です。
今回は契約者が自分で保険申請するための
やり方とコツをレクチャーする勉強会なので、
申請代行とは真逆の学びになると思います。
業界的にも「ここまで教えていいの?」
というレベルで話してもらう予定ですので、
あまり多数ではなく少人数勉強会とします。
自分自身の申請ですでに保険料以上に
保険金を受け取ってるよ~
という方は受講しなくて良いですが、
- 自分で申請できてない
- 代理店にお願いしてお任せしている
- 支払った保険料の4割も保険金を受け取ってない
という方は是非受講されたら良いと思います。
勉強会は評判がよければ今後も
何回かやるかもしれませんが、
ひとまず今月は11/24(火)の20時~
2時間ほどzoom開催でやる予定です。
受講料は税別1万円です。
参加申し込みはこちらからどうぞ。
https://ex-pa.jp/item/30872/s86938
また、もし満席になってしまった場合、
次回参加の予約をエントリーできます。
こちらからどうぞ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=bjlvoEv