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空き家投資の失敗パターン5つ|買う前・貸す前・貸したあとのチェック

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古い町並みの中で、傷んだ建物が残る一角

椙田(すぎた)です、

これまで、空き家投資の探し方から、取得、貸し方、運営、出口まで、順番にお話ししてきました。最後に、この記事では、視点を変えて、「よくある失敗パターン」を、買う前・貸す前・貸したあとの3つの段階に分けて、整理します。

※この記事は、一般的な内容です。「必ず失敗する」「これをやれば必ず防げる」というものではありません。投資の判断は、ご自身の責任で行い、必要に応じて、専門家に確認してください。

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失敗パターンの全体像

段階 失敗パターン
①買う前 接道や、再建築の可否を確認しないまま、価格の安さだけで決めてしまう
②買う前 修繕・残置物・周辺相場などの根拠を整理せず、価格交渉に臨んでしまう
③貸す前 相場や、自分の下限を確認しないまま、家賃を決めてしまう
④貸す前 契約書・特約や、入居審査を、曖昧にしたまま、契約を進めてしまう
⑤貸したあと 設備・管理・近隣対応を後回しにして、トラブルが大きくなってから動く

古い町並みの中で、傷んだ建物が残る一角

①買う前:接道・再建築の可否を、確認しないまま決める

価格の安さに気を取られて、接道の状況や、再建築の可否を、確認しないまま、購入してしまうケースです。再建築ができない土地は、建て替えができない、大規模なリフォームがしにくい、融資が受けにくいなど、あとから、負担につながることがあります。

関連記事:再建築不可物件のリスク5つ|買ってよい人・やめたほうがよい人の見分け方 / 空き家・ボロ戸建の内見チェックポイント

②買う前:根拠を整理せず、価格交渉に臨む

「とにかく安くしてほしい」というだけで、交渉に臨んでしまうケースです。修繕の見積もり、残置物の処分費、周辺の取引事例といった根拠がないと、売主に伝わりにくく、交渉がまとまりにくくなります。無償で譲り受ける場合も、税金や手続きの見通しを、事前に整理しておくことが必要です。

関連記事:空き家の価格交渉の基本|買う前に整理しておく物件の状態と根拠 / 空き家を無償で譲り受ける手続き|契約書・名義変更・税金の流れ / 空き家の税金|0円で取得しても払う固定資産税・不動産取得税のしくみ

③貸す前:相場や、自分の下限を確認しないまま、家賃を決める

相場を調べず、「このくらいだろう」という感覚だけで、家賃を決めてしまうケースです。かかる費用の下限を把握していないと、家賃が入っても、実質的な負担が重くなっていることに、あとから気づくことがあります。

関連記事:戸建賃貸の家賃の決め方|相場の調べ方と築古の設定のコツ

窓から光が差し込む、何もない空き室の内部

④貸す前:契約書・特約や、入居審査を、曖昧にする

口約束のまま貸してしまう、特約の内容を、借主に十分説明しないまま契約する、入居審査を省いてしまう、といったケースです。退去のときの原状回復や、家賃の未払いなど、あとになって、トラブルの火種になりやすい部分です。

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⑤貸したあと:管理を後回しにして、トラブルが大きくなる

設備の点検、残置物の片付け、近隣への対応、退去時の記録などを後回しにして、小さな問題が、大きなトラブルに育ってしまうケースです。「気づいたときには、対応が難しくなっていた」という状態を避けるには、日頃からの、小さな管理の積み重ねが、いちばんの対策になります。

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買う前に、自分でできるチェック

1
買う前:根拠を整理したか
接道・再建築の可否、修繕の見積もり、残置物、周辺相場を、確認したか
▼
2
貸す前:相場と下限を確認したか
家賃の相場と、自分がかかる費用の下限を、確認したか。契約書・特約・入居審査の準備はできているか
▼
3
貸したあと:管理の仕組みがあるか
設備の点検、近隣への対応、退去時の記録など、続けられる仕組みになっているか

シリーズのまとめ

ここまで、空き家の探し方から、取得、貸し方、運営、出口まで、一通りお話ししてきました。全体の流れと、記事の一覧は、こちらにまとめています。

関連記事:空き家投資の出口戦略|売却・保有・解体の考え方 / 空き家の探し方|空き家バンク・ポータルサイト・直接アプローチの使い分け

まとめ

空き家投資の失敗パターンは、買う前、貸す前、貸したあとの、それぞれの段階に潜んでいます。共通しているのは、「確認や準備を、あとまわしにする」という点です。1つずつ、順番に、丁寧に進めていけば、防げるものがほとんどです。

※この記事は、一般的な情報の提供です。「必ず失敗する」「これをやれば必ず防げる」ことを、保証するものではありません。実際の判断は、ご自身の責任で行い、必要に応じて、専門家に確認してください。

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